あらすじ
教室があり、庭があり、その外は壁でおおわれている。外の世界を知らずに教室で子供たちは授業を受けている。外に興味を持った子供が園長に外について尋ねると外は地獄だと教えられる。
そんな荒廃した外の世界では二人の少年と少女が旅をしていた。荒廃しているだけではなくヒルコと呼ばれる魔物も存在する。
少年は天国を求めて、少女は人を追って旅を続けていた。
感想
荒廃した感じ、なんとなく雰囲気もアキラっぽい。もっと他に似てる感じのあったけど思い出せないのが残念。似てる感じがするだけでパクリではない。良い意味でアキラみたいなダイナミックさもない。リアルに近づけている感じ。
また、漠然としてしまうがセンスもいいと思う。銃の名前とか少女の状態とか。
この漫画はなんとなく出てくる人の性格は悪い人が多い気がする。
それにしても結構面白いけど人気ないのかなぁ。確かになんというか、約束のネバーランドと比べて華やかさ(?)は少ない感じがるが、そういう華やかさ(?)を求めていない人にはこっちの方があっていると思われる。
とりあえず、自分が知っている時点でそこそこの知名度はあるだろう。
ネタバレ感想
銃の名前を付けるところや柱の上に登ってヒルコ(魔物)ではない野生動物から逃げるところはセンスを感じる。
また、脳みそだけ姉の体に入れられた少女(?)はほんとに入れ替えられているのか記憶を埋め込まれているのか興味がある。だいたい後者だろうとは思うが実際に入れ替えられてる。全く関係ないもあるので今後も楽しみ。
種付けように男が捕らえられている村(建物)もあってうらやましいような感じもするが読んでみると全くうらやましくはない感じだった。その村の5号(だったか?)車をとって出ていくところはあー、そうなんだぁと思った。