漫画:かかし朝浩
原作:馬場翁
概要
女子高生が魔物に転生して生きていく話
転生先ではゲームのようにスキルやレベルがある。
スキルは使うほど成長、レベルアップで完全回復、スキルポイントがあり、スキルポイントを使うことでも新しいスキルを覚えることが可能、スキルの説明文を読めるなどシステムは完全にゲームになっている。
あらすじ
ある日女子高生が異世界のダンジョンで超絶弱い蜘蛛に転生する。
主人公は弱い蜘蛛になってしまったが蜘蛛の糸スキルと毒スキルを駆使し、ダンジョンに生息するモンスターを捕食して強くなっていく。
感想
最初の食事が兄弟だったので生きるためになんでもやらなきゃいけないんだなとサバイバル感が増してくるとともにモンスターとして生きるのは大変そうだと感じた。
そんな世界で主人公がモンスター生活を若干楽しんでいるのが予想外だった。また、、モンスターを食べたときに「まずい!!」と言っていたので蜘蛛が食べるなら美味しいのではないかと勝手に思い込んでいたので、これも予想外だった。
生き残るために巣を作って長居していると人間が攻めてきて巣が破壊されたりするところもゲーム的だなと感じた。
ダンジョン内なのでボスのような強いモンスターが存在し、たびたび遭遇する。絶体絶命の危機から逃げるシーンなどは少しドキドキする。
このような強いモンスターが出てくると、いつか倒せるのかなと思い成長が楽しみになる。
システムが完全にゲームであり、主人公が蜘蛛なのでゲームを読んでいるような感じになった。
理屈っぽいようなところも多いが、全体として楽しく読める。成長していく過程はやっぱ面白い。