本好きの下剋上

あらすじ

本好きの主人公が図書館に就職が決まった日に事故で死んでしまい、中世ヨーロッパのような世界に転生(憑依?)する。

しかし、転生した世界では本がなく紙すらまだない世界で、契約などには羊皮紙を使っていた。本好きの主人公が初めて市場で本(たぶん羊皮紙)を見つけたがとても高額で触ることすらできなかった。

そして、本好きの主人公は本がなければ作ればいいと本を作ることを決意する。

転生した主人公は少し動くと高熱を出してしまう虚弱体質。昔の記憶を頼りに紙を作ろうとするが自分では作業がほとんどできないため、幼馴染のルッツに手伝ってもらいながら紙づくりを始めていく。

感想

歴史にでてくる紙の作り方を思い出し、紙以前のものなどから色々試していく過程は面白い。他のだと、魔法でちゃちゃっと出すか、職人に「こんな感じだよー」、職人「ハイできたよー」といった感じで3ページくらいでできてしまう漫画が多い中、せっせと作り、失敗なども繰り返し、頑張って作っているところは良い。いつできるのかと楽しく読める。

また、紙を作るためには色々な条件(資金とか色々)を整えるため、紙づくり以外のこともせっせと頑張る。

そんな紙づくりを一歩一歩目標に進んでいくところが見どころ。また、幼馴染のルッツがいいやつでなにかと主人公に協力するところが良い。是非とも最後までいい関係でいてほしい。同様に商人のベンノさんも良いキャラ。家族もいいキャラ。みんな幸せになる結末を期待。小説は終わってるみたいだけどコミックで読むつもり。

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ネタバレあり感想など

この漫画はなかなか序盤はなかなか魔法が出て来ない。はじめて出てきたのは契約魔法かな。主人公(マイン)も驚いていたけど、読んでておおって少し驚いた。

それから「トロンべ」だったか、変な植物が出てきたときも、おお異世界漫画だからやっぱりこんなの出てきたか!と少し驚いたような記憶もある。

また、この世界にはルールが多い。貴族のルール、孤児院のルール、商人のルールなど。似てても異世界ならルールは違うよなぁとなんか納得できるし、マインと一緒に驚くこともできる。

マインの立場が変わっていくので次はどうなんだろうと楽しみだ。

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