テニスの王子様

週刊少年ジャンプ
許斐剛

あらすじ

中学テニスの物語。必殺技など多数出てくる。KO勝ちもありバトル漫画の要素も入っている。

主人公の越前リョーマが帰国したところから物語が始まる。越前はアメリカのテニスJr大会で4連続優勝した天才テニスプレイヤー。入った中学校のテニス部は化け物みたいなプレイヤーが多い中、1年からレギュラーを勝ち取る。そして、様々なライバル校と争いながら全国制覇を目指す。

感想

すぐ終わるだろうと思っていたら人気が出ていた作品の1つ。圧倒的女性人気で舞台などの講演も行われている。内容は薄く、キャラを応援して楽しむ漫画。あと一つはあり得ない必殺技を見て驚くところかもしれない。

始めの頃は現実にできるかもしれない技が多いが、後半はとんでもない必殺技が出てきており、およそ現実離れしてくる。もはやテニスではなくなってきていると言っても過言ではない。例えば

COOLドライブ。全くボールが跳ねないレシーブ。なのでノーバンで返さなくてはいけない。しかもノーバンで返そうとすると強烈なスピンがかかっており、顔面に襲い掛かってくる。へたするとKO負けになってしまう。

零式サーブ。サーブ時に使用する跳ねないボール。サーブが跳ねないので返すことができない。ただし腕に負担が掛かるので多用できない。また跳ねない零式ドロップなどの技もある。

波動球。パワーがない人がこれをくらうと観客席まで吹っ飛んでいってしまいKO負けになってしまう。

などなど調べるだけでも面白いくらいにある。テニプリの特徴としては点数を取るだけではなく相手をKOして勝利するのも勝ち筋の一つ。

他にもこの漫画には驚くことが多々ある。一つ目は登場人物が中学生ということだ。見た目も何もかも高校生ぐらいにしか見えないのになんと中学生だ。読んでいくうちに忘れてしまう設定の一つだ。少年誌だから無理やり中学生にしたのかもしれない。小学生じゃないだけましか。

次に作者がインストラクターをしていたぐらいテニスが上手いということだ。ルールとかもあやふやだから素人かと思いきや、かなりテニスは旨いらしい。

最後に錦織圭選手がこの漫画を愛読してたという話を聞いたときだ。ひょっとしたら小さいときは必殺技の練習もしてたのかな。なんとなくテニスしてる人は馬鹿にしているのかと思っていたがそうでも無いようだ。総合格闘家だってドラゴンボール読んでそうだし、関係ないのかもしれない。

 

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