空のキャンパス

週刊少年ジャンプ
今泉伸二

あらすじ

体操を題材とした泣き漫画

主人公は子供の頃「あいつ」を助けるために脊髄に大けがを負ってしまう。助けた時「あいつ」がやっていた体操の技よりすごい技を見せることを約束をする。しかし主人公はその怪我が原因で一時期歩くことさえ困難に。「あいつ」との約束を果たすことを目標にリハビリに精を出す。そして、数年かけて体操ができるようにまで回復した。しかし、脊髄の怪我は完全に治ることはなく、余命短い人生となってしまっていた。それでも主人公は約束を果たすために体操を続ける。

感想

余命短い人生を体操に費やす主人公を見ていると泣けてくる。もう少し幸せになってもいいんじゃないかなと思えてくるほどだ。やはりこの漫画も悲しい回想シーンが多く、重い過去を持っている。思い出す思い出が大概悲惨な出来事だ。重い過去を持っている主人公だが明るく、前向きに生きている。そんな健気な主人公を見ていると心が打たれる。また、主人公もそのヒロインも不器用なところがあり、読んでいて幸せになってほしいと願ってしまう。

この漫画も確かに現実的には無理なことやおかしいことがたくさん出てくる。それでも泣けてくるほど自分は涙腺が弱いのだなと思った。

 

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