YAWARA(ヤワラ) 完結

ビックコミックスピリッツ
浦沢直樹

あらすじ

オリンピックを舞台とする柔道漫画

主人公は柔道一家に生まれた天才少女。祖父も父もかつて柔道しており有名な選手だった。物語が始まった時点で父親は家出しており、最後の父親との記憶は父親を背負い投げで投げた記憶となっている。そして、自分に投げられたために父親は家出したと思っており、自分が柔道を辞めれば父は帰ってくると思っているため、柔道を辞めたいと思っている。しかし、とてつもなく才能があるため祖父があの手この手で辞めないように手を回す結果なかなかやめることができない。主人公は才能はあるので負け知らず。そして、オリンピック出場も。主人公は金メダルなどより、普通に就職したいと考えている。果たして普通の女の子に戻ることはできるのか、そして父親は帰ってくるのだろうか、、

感想

天才を主人公にした物語であり、読んでいて飽きない。一応ライバルとされるお嬢様も出てくるのだが、ほとんど主人公にあっさり負けてしまう。主人公以上に努力して、次は勝てると意気込むが、またあっさり負けてしまう。しかし、このライバルのいいところは全然めげないでさらに修行しているところ。とてもがんばっているが、性格にやや難があるので次は勝ってほしいなどとは微塵も思わない。お金持ちのお嬢様だし同情する余地はほとんどないのでほとんど練習をしていない主人公があっさり勝っていても悪い気はしない

この漫画では、柔道でできた親友のがんばりが見ていて面白い。脇役なのであっさり負けるのかなと読んでいると意外にがんばって勝つこともあるので、「おっ」て思う。

まぁ天才少女が圧勝するのと新聞屋のがんばりを楽しむ漫画かな。

おまけ

女子柔道選手の田村亮子もヤワラちゃんと呼ばれていた。爆笑問題の太田が「あれはヤワラじゃなくて、タワラだよ!」って言ったことをなぜかやたら覚えている。

 

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