ビックコミックスピリッツ
玉井雪雄
あらすじ
男手一つで娘を育てているサラリーマンがロードバイクを始める話。
ある日信用金庫で外回りをしているサラリーマンの主人公が娘が木に登って危険とのことで保育園に呼び出される。少しでも早く行くために自転車屋にあるロードバイクを借りて保育園へ向かう。ロードバイクにのることで普段乗っているママチャリとは違う爽快感を味わう。気持ちよく走っていたが、ロードバイクが仮り組だったためにロードバイクは壊れてしまう。壊れたロードバイクは140万もする代物でとても弁償できる金額ではなかった。弁償出来ない主人公は自転車屋の主人の代わりに乗鞍のロードレースに出ることで仮を返すことになる。レースでは見事役割を果たし借金がチャラになる。
その後も色々な条件が重なりロードバイクを続けていくことになる。そしてロードバイクの魅力に惹かれていく。
感想
色々な漫画がドラマ化されていて驚く中、この漫画がドラマ化されていないのが意外だった。レースの再現が難しいからなのかな。全体的にバランスが取れている良作。
それにしても、サラリーマンががんばっているのは同じサラリーマンとしては惹かれるものがあるよね。自分も熱中するもの見つけたいなとおもったよ。
山を走る漫画は車にせよ何にせよ下りが速いことが多い。この漫画も下りが得意。やっぱり下りはセンスが大事だし、自分も車ではすごい下りが遅いので憧れるところがあるからだろうか。また、自転車だと登りは苦しいイメージで下りは楽しいイメージがあるというのも一因かもしれない。
この漫画の登場人物はちょっと変わった人が多いのも特徴。
おまけ
自分もロードバイクとかあまり興味なかったがこれを読んでいるときに丁度ツールドフランスがやっていたので見ていた。漫画も面白かったがツールドフランスも面白かった。