響 〜小説家になる方法〜

ストーリー      ★★★★
キャラ        ★★★★★
小説読みたくなる   ★★★★★

概要

小説を愛する女子高生が小説を書く物語。小説を読みまくっている少しネジの外れた天才少女が書いた小説を投稿する。そして新人賞ノミネートされ、周りの環境が動き出す。また、周囲の凡人や秀才も主人公に影響され変化を見せる。

感想

天才女子高生が主人公なのだが少し変わっているところが見どころ。我が強く、少し暴力的。言葉を大事にしているのか相手が「ぶっ殺す!!」等と言うと良し分かったと本気の殺し合いモードに入る。
 一度ただ相手が気持ち悪いとのことで殴っているので、暴力的であるのは間違いない。自分の気持ちに正直なのだろう他にも色々暴力を振るっているが見ていて嫌な気持ちはしない。主人公の行動に目がいってしまうがこの漫画はやたら嫌な奴多く、ちょっと嫌な奴に暴力を振るってるので嫌な気分にならないのだと思う。殴られたやつは、その後いいやつになる傾向がある。恨んでいる人はいないと思う。
副題に小説家になる方法と書いてあるけど、なる方法は四六時中小説を読んで、小説書いて投稿して、才能が有ればなれるってことなのかな。四六時中小説のこと考えて、書いて投稿して、小説家になるのを挫折する脇役達の方が心に響く、、、

読んでてとても面白く、続きが気になっている。

関係ないがこれを読んでいて、昔芥川賞全集を図書館で借りて読んだことを思い出す。昔の純文学書いていた人は今のオタクに近いものがあるなぁと思ってた。今だったら同人書いている人もいるに違いないと思っているw
昔の芥川賞の本読んでたときは文章がどうとかではなく、昔の人の暮らしや常識に興味をもっていた。
私は純文学はあまりわからない。芥川龍之介だったら「かっぱ」が好き。多分子供むけだろうなあれは、、、

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする