週刊少年ジャンプ
富樫義博
あらすじ
宇宙人が既に地球に来ていて人間になりすまして生きている。
短編集となっているが、メインの話はドグラ星の王子を中心に物語は展開する。天才的頭脳を持つが基本的にバカで周りの人を巻き込んだいたずらをする。そしてメインの話意外に地球に住んでいる宇宙人の短編も入ってくる。富樫漫画ではよくあることだが、この作品では特に顕著に急展開を向かえいきなり終わることが多い。
また、この作品は一人で書いていたため、週刊誌で月一で連載するというよくわからないことになっていた。
感想
やはり富樫の漫画は面白い。内容的には少年誌向けなのかとも思うけど、小学生がゲームの主人公(戦隊物)になったりもするから少年誌向けなのかな。
今読み返し見たけどやっぱり面白いね。字が多くて思った以上に時間を使ってしまったがその分内容も濃くて楽しめた。
今読んでみてところどころハンターハンターにも同じようなネタ使っているなと思うところがある。例えば女王が他の種と交配して繁殖する宇宙人が出てくる(特に前王女が似ている。)。後はゲームに入り込むところとか等などか。
SF漫画だが絵も暗い感じの雰囲気になっているため、ホラーのように感じることもある。
月一で連載することを許されていたのが分かるくらい面白い。全3巻と短いけど内容は濃いと思う。