サトラレ

イブニング
佐藤マコト

あらすじ

サトラレとは頭の中で考えていることが思念として他の人に伝わってしまう人のことをサトラレという。要するに考えていることがダダ漏れなのだ。すべてのサトラレが例外なく天才だが心が漏れていることが分かると引きこもってしまうことが多いので国が法律で保護している。

この漫画はそんな天才のサトラレを題材にした漫画である。メインの主人公以外にも10人程度のサトラレの人生が出てくる。重い話も多いが心に響く話が多い。サトラレ保護法ができる前のサトラレも出てきてサトラレ保護法必要だなと思ったりもする。サトラレはドラマ化もされているがドラマで出てきたのはサトラレの内の一人だけを抽出したものになっている。

感想

ドラマで一時期話題になったけど、ドラマより圧倒的に原作のほうが面白い。ドラマに出てきたのは医者のサトラレ(1番のメイン主人公ではない)だけで原作では他にも多くのサトラレの話が出てくる。

また、サトラレノイローゼという自分をサトラレだと勘違いする人なども出てくる。実際にサトラレがいたらサトラレノイローゼになってしまう人もいるだろうなと思う。このようにこの漫画は人間の思考などが出てきて、実際にいたらこうなるだろうなというシミュレートのような側面もある。

ドラマ化されたのだから一定数は売れているのだと思うけど、もっと話題になっていい漫画なのではないかと思っている。後自分は少し切ない話が好きなので好きなのかもしれない

 

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