週刊少年サンデー
河合克敏
あらすじ
高校柔道漫画。高校に入ったところ柔道部がなかったため主人公は柔道部を作る。幸い中学からの経験者で5人そろえることができ、無事部活を立ち上げることができる。楽しんでやることをモットーとしているが、やっぱり勝つのが楽しいとのことでどんどん強くなっていく。そして、いつしか目標は全国制覇に変わっていく。また、女子柔道部も途中から部員二人で立ち上げ、その様子も少し描かれている。
感想
たまにこの漫画の笑いのノリに付いて行くことができないが、それでも面白い。感覚的なものなので自分とはその辺では合わないのかもしれない。この漫画の面白いところはみんながんばっているところである。ふざけながらも努力していたり、弱音を吐きつつも練習に付いてくる部員などにも共感ができる。ちなみにこの漫画では女子柔道のがんばりも少しだけ出てくるのだが、そこの部分が結構好き。もう少し多めにやってくれればよかったのになとも思う。
この漫画のキャラクターが他の漫画の端っこの方に出てくるので、河合克敏が好きな人は一読の価値はある。とめはねっ!ではこの漫画に出てくる登場人物の娘が出てきていた。
この作者の漫画全般に言えるのだが静岡が大好きの様だ。やっぱりこの漫画を読んでいても、作者の静岡に対する愛情の深さは伝わってくる。